くりっく株365にNYダウが上場!くりっく株365って??

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こんにちは!テクニカルアナリストの山口です。色々な指数に連動するETFですが、指数を取引する方法はETF以外にもあるんです。その1つが「くりっく株365」。

6月27日には「くりっく株365」に「NYダウ」が上場しました。今回は「NYダウ」上場に際し「くりっく株365」の魅力をご紹介したいと思います。

 

カブリエル(株利得る)とハイトードリ (配当鳥)

(東京金融取引所HPより くりっく株365キャラクターのカブリエル(株利得る)とハイトードリ (配当鳥))

 

株価指数?取引所?ETF?くりっく株365とは?

くりっく株365は、「株式会社東京金融取引所」に上場されている「取引所株価指数証拠金取引」の愛称です。取引所に上場されている株価指数というとなんとなくETFなのかなという感じがしますよね?でも、少し違います。では何か?「取引所株価指数証拠金取引」を分解すると「取引所」に上場している「株価指数」の「証拠金取引」になります。それでも「なんのこっちゃ?」って感じですよね。特に「株価指数」の「証拠金取引」というところ。まず、この部分をかみ砕いて解説したいと思います。

 

株価指数を取引する

まず、「株価指数」。ここは簡単だと思います。「くりっく株365」では、以下の世界を代表する4つの株価指数が取引できます。

日本 日経平均株価(日経平均)

日本を代表する株価指数。日本経済新聞社が算出しており、225銘柄で構成されています。テレビなどでもおなじみの指数で、日本経済の動向をリアルに感じることができます。

米国 NYダウ

ドイツ DAX®

英国 FTSE100

取引所に上場していて株価指数を取引できるということでは、ETFに似ています。

 

証拠金取引の2つの特徴

次に「証拠金取引」です。この部分は、どういったことかよりもその特徴から見た方がわかりやすいかもしれません。まず、証拠金取引には次の2つ特徴があります。

特徴その1.少ない資金でレバレッジをかけた取引ができる

証拠金取引とは、「一定の証拠金を担保に取引ができる」ということです。この部分は具体例で説明します。

 

まず、普通の取引の場合です。例えば、日経平均株価が15,000円でこれを1株として100株購入するとなると、必要な資金は1,500,000円になりますが、証拠金取引の場合は1,500,000円の資金が無くても取引できます。取引所が決めた証拠金以上のご資金があれば取引できるのです。

具体的にいくら以上必要かと言えば、値動きにより変動しますが、6月27日から7月1日までの間は下記のとおりとなっています。

  • 日経225証拠金取引  75,000 円
  • DAX®証拠金取引  39,000 円
  • FTSE100証拠金取引  21,000 円
  • NYダウ証拠金取引  42,000 円

カブリエル 少ない資金でレバレッジをかけた取引ができる

特徴その2.買いだけでなく売りも取引できる

証拠金取引の特徴のもう1つは、「値上がりを狙って買う」という取引だけでなく、「値下がりを狙って売る」という取引ができることが挙げられます。買う場合は買った価格よりも高い価格で売れば利益で、安い価格で売れば損失となります。逆に売る場合は売った価格よりも安い価格で買い戻せば利益で、高い価格で買い戻せば損失となります。

利益損失の矢印

この証拠金取引。既にFXや225先物、商品先物を取引されていらっしゃる方なら、この2つの特徴は既にご存知のことだと思います。

また、これまでにETFを取引されていらっしゃる方から見れば、例えば「日経225証拠金取引」という1銘柄で、売りから始めればインバース銘柄的な運用、また、レバレッジをかけて取引をすればレバレッジ銘柄的な運用が可能です。投資をされる方のアイデア次第で、様々な運用手法がおこなえるので、「くりっく株365」はとても自由度が高い金融商品だといえます。

 

くりっく株365は為替が絡まない?

通常、海外に上場されているETFをお取引する場合、一旦、日本円の資金を外貨に両替する必要があります。これがまず面倒くさいですよね。両替をしたらタイミングを見て海外ETFを購入。その後、タイミングを見て売却します。もちろん、ETFの売却資金は外貨ですから、今後、外貨が必要ないのであれば、また、タイミングを見て、その外貨を日本円に両替しなければなりません。

  1. 日本円→外貨への両替」
  2. 「海外ETFの購入」
  3. 「海外ETFの売却」
  4. 「外貨→日本円への両替」

通常のETFではこの4つのアクションが必要なのです。

しかし、くりっく株365の場合は、両替の必要が無い為、必要なアクションは以下の2つです。

  1. 「当該銘柄の建玉」
  2. 「当該銘柄の決済」

 

面倒くさくないということです。

そして、もうひとつ!

証拠金は日本円で、売買差損益はどの銘柄でも「売買差額×100」(円)となる為、為替リスクに晒されないというメリットがあります。

例:「NYダウ」と「円建てNYダウETF(DJIA)」の値動きの比較

値動きの比較

このように株価指数自体が上がっていても、為替でやられちゃうなんてこともあるので、純粋にその株価指数の相場動向を考えて取引をするのであれば、為替リスクの無い「くりっく株365」の方が使いやすいということです。

 

くりっく株365の取引時間は長い

以下は各銘柄の取引時間です。

各銘柄取引時間

例えば、日経225証拠金取引の場合(サマータイム)、朝8時半から翌朝5時(合計20時間半)まで取引ができるので、日経225先物の取引時間(日中立会)朝9時から15時15分と(ナイト・セッション)16時半から翌朝3時(合計16時間45分)よりも長いため、取引のチャンスを逃しません。

 

 

くりっく株365にデメリットは無いの?

色々と、メリットの多い、くりっく株365ですが、デメリットは無いんでしょうか?

デメリットと言えるかどうかは、それぞれの投資家の方々により異なると思いますが、国内外のETFと比較すると以下の5点が挙げられるかもしれません。

  1. 買い建玉時には金利調整額が差し引かれる(逆に売り建玉時には金利調整額が付与される)
  2. 税法上では金融先物取引に係る損益となるためFXや証券先物、商品先物との損益通算は可能だが、特定口座やNISA口座は無く株式や投資信託との損益通算はできない
  3. 銘柄数が少ない
  4. レバレッジをかけた運用が可能だが、個々の投資家の裁量になるため、余力(余剰金)が少ない状態で取引を行うと証拠金不足やロスカットになる可能性がある。
  5. 取引できる会社が多くない

ただ、レバレッジに関しては、証拠金取引の仕組み自体をしっかり理解して運用を行えば、逆に資金効率よく運用することも可能です。

なお、くりっく株365が取引できる会社や、お取引の詳細については東京金融先物取引所の【くりっく株365公式HP】をご覧ください。

 

 

・「日経平均株価」は株式会社日本経済新聞社(以下「日本経済新聞社」という)によって独自に開発された手法によって算出された著作物であり、日本経済新聞社は「日経平均株価」自体及び「日経平均株価」を算出する手法に対して、著作権、知的財産権、その他一切の権利を有しています。「日経平均株価」を対象とする株価指数証拠金取引(以下「本件証拠金取引」という)に関するすべての事業、取引規制および実施は、専ら株式会社東京金融取引所(以下「金融取」という)およびその参加者の責任であり、それらについて日本経済新聞社は一切の義務ないし責任を負うものではありません。本件証拠金取引市場を運営するに当たり本件証拠金取引に必要となる「日経平均株価」採用銘柄の配当落ち分は、金融取の責任の下、算出及び公表しています。 日本経済新聞社は「日経平均株価」の採用銘柄、算出方法、その他「日経平均株価」の内容を変える権利および公表を停止する権利を有しています。日本経済新聞社は「日経平均株価」を継続的に公表する義務を負うものではなく、公表の誤謬、遅延または中断に関して、責任を負うものではありません。

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