過去から検証するETFを用いた国際分散投資の効用

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(写真=PIXTA)

 安定的な成果を享受するうえで国際分散投資は資産運用の基本だと言われていますが、実際にどの程度の効果が得られているのでしょうか。ETFの連動対象としてよく用いられる主要なインデックス(指数)の推移を振り返りながら、それらを組み合わせた国際分散投資がどういった収益をもたらしてきたのかを検証してみたいと思います。

日経平均株価と世界の株式へ投資する「MSCI コクサイ・インデックス」

まず、日本人に最も馴染み深い日経平均株価のリターンは過去1年間において約−16%で、アベノミクス相場が反映された5年間では約12%まで拡大するものの、もっと長期まで遡るとパフォーマンスは芳しくありません。
10年間では約1%、20年間では−1%余り、30年間では0.1%と、長期スパンで投資しているとほとんど報われなかったのです。

これに対し、株式で国際分散投資を図るうえで最もポピュラーなベンチマークである「MSCI コクサイ・インデックス」の推移はかなり異なっていると言えます。
同インデックスは日本を除く以外の先進国の株式で構成されており、為替の変動を踏まえて円ベースの数値で検証してみても、一貫して日経平均株価をアウトパフォームしてきました。

具体的には、過去1年間こそ−13%超で低迷していますが、5年間では約14%、20年間では7%台半ば、30年間では7%台後半のリターンを記録しています。
仮に、日経平均株価と「MSCI コクサイ・インデックス」に半々ずつのウエートで投資していたとすると、足元の1年間を除けばコンスタントになかなかの収益が得られた計算になるのです。

新興国株式「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」も意外に堅実

一方、主要な新興国の株式で構成されている「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」は過去1年間が−26%超で不振を極めていますが、5年間では1.5%、10年間では3.3%、20年間では5%超と、意外に堅実な数字を達成しています。
なお、同インデックスは1988年から算出を始めたので、過去30年間の比較は叶いません。

世界主要国の国債「シティグループ世界国債インデックス」も長期で堅実

今度は株式以外の市場にも目を向け、世界主要国の国債で構成されている「シティグループ世界国債インデックス」の推移を振り返ってみましょう。

円ベースのその推移は、過去1年間こそ−4%台半ばでしたが、5年間は7%弱、10年間は3%台半ばで、20年間と30年間はともに5%弱のリターンとなっています(ちなみに、ドルベースの推移は過去1年間も7%を達成)。

コモディティ「S&P GSCI 商品指数」は長期でみると振るわない

さらにコモディティ(商品市場)にも視界を広げ、エネルギー資源や金属、農作物などの先物価格で構成されている「S&P GSCI 商品指数」を見てみると、足元の1年間は−34%超もの下落を記録しています。
そして、5年間も−9%台半ば、10年間も約−10%と不振が続いていますが、20年間は−1%余りにとどまっており、30年間では2%台半ばのプラスとなっています。

上記5つのETFを組み合わせると……「国際分散投資を実践」のすすめ

もしも、これら5つのインデックスに連動するETFに均等な割合で投資していたとしたら、過去1年間という短いスパンではかなりのマイナスを記録しているものの、5年間ではコモディティが大きく足を引っ張っていながら5%程度のプラスを確保できた計算となります。
また、20年間という長期のスパンで振り返っても、日本株とコモディティがともにマイナスであったにもかかわらず、3%程度のプラスを堅持しています。

現実的なアセットアロケーション(資産配分)ではもっとコモディティや新興国のウエートを抑える一方、先進国株式や債券のウエートを高めるケースが主流ですから、過去5年間と20年間のどちらにおいても先で述べた数字を上回るリターンが得られたはずです。
あくまで過去を振り返っての数値ですから将来の予測にはなりませんが、いずれにしても、国際分散投資を実践していたほうが手堅い成果を得られるのではないでしょうか。

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