マイナス金利でも?貯金が大好きな日本人

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「運用」と聞くとどのような事を思い浮かべますか?株、投資信託、FX…

何だか、難しそうな気がしてしまいますよね。バブルやリーマンショックを見ている日本の今に生きる皆さんには、金融商品=損した、負けた、という言葉が浮かんでしまうのは仕方ないように思います。

実際、私自身も新卒の頃から比較的投資や運用が身近であるはずの金融機関に勤めながらも自分自身のお金は完全現金主義、保険は入るけどあとは本当に現金だけ。

貯金口座はそのまま放置し、金利をいくらもらっているかもあまり意識したことが無かったかもしれません。投資=ギャンブルのようなイメージもあり、なんとなく敬遠していたように思います。

 

先日マイナス金利政策を発表した日銀が2016年4月に発表した、資金循環の日米欧比較というレポートがあります。これは、日本、米国、ヨーロッパの人々がどのような形で資金を保有しているかを調べたもので、その中に面白い比較があったのでご紹介します。

家計の金融資産構成

 

この図はそれぞれの国の人が、家計の資産をどのように保有しているか(不動産を除く)を示したグラフなのですが、この日本人の圧倒的な現金保有率。

金利がほぼゼロの日本に比べ、米国もユーロエリアも金利は日本より良いのにこの差です。一方で、運用に回している金額は日本が15%程度なのに対しユーロエリアは30%、アメリカはなんと50%以上!実に日本の3倍以上という数字です。

アメリカがリスク取りすぎでは、という事は置いといて、日本がいかに現金が好きな国かという事が分かりますね。(※ただし、アメリカは日本に比べ貧富の差が激しく、資産運用の割合を大きく引き上げているのはそういった富裕層なので、一般家庭に目を向けた場合もう少し貯金の割合が増えると考えられます)

金利は下がる一方、マイナス金利政策は個人には課されないとはいえ、今のままだといつの日か銀行にお金を預けているとお金が実際に減って行く日が来るかも知れません。(そもそもマイナス金利の導入+インフレターゲット設定=銀行にお金を預けると実質自分の資産の価値は減って行く構図には既になっていますが。)資産運用ではなく、資産防衛という言葉をよく耳にするようになりましたが、今の日本ではいかにお金を増やすか、だけではなくいかに自分の資産を守るか、を考えることが求められています。

小額から始められるニーサや積立の投資信託、ETFなど様々な商品が出てきているのでまずは難しく考えすぎず、小額からトライしてみて下さい。

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