雇用統計は12月利上げを支持する内容だった

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雇用統計

先週金曜日に雇用統計が発表されました。10月の非農業部門雇用者数は予想17.5万人に対し16.1万人でした。

非農業部門雇用者数(千人、米国労働省統計局)一見するとこれは少し落胆させる数字のように見えます。しかし過去の数字が合計で4.4万人上方修正されたことを考慮すれば、今回の数字は決して悪くなかったと思います。

非農業部門雇用者数の改訂(千人、2016年、労働省統計局)

失業率は予想に一致する4.9%でした。

米国失業率(%、米国労働省統計局)

労働力率は62.8%でした。

米国の労働力率(%、米国労働省統計局)

おそらく今回の雇用統計の中で最も注目されたのは平均時給だと思います。平均時給は前月比+10¢でした。これは前年比では+2.8%でした。

平均時給(ドル、前月比、労働省統計局)

 

金利政策への影響

今回の雇用統計は連邦準備制度理事会(FRB)が12月14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げすることをサポートする内容でした。

とりわけ平均時給は、ようやく物価全般の上昇より早いペースで着実に上がりはじめました。

FRBは賃金の上昇に大きな関心を払います。その理由は、賃金は一度上がりはじめると「クセになる」からです。

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