11月の雇用統計の結果

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■非農業部門雇用者数

11月の雇用統計が発表されました。まず非農業部門雇用者数は予想18万人に対し26.6万人でした。

なお9月、10月の数字はそれぞれ1.3万人と2.8万人上方修正されています。

過去1年間の平均は18.3万人で、安定的に雇用が伸びていることが確認できます。

産業分野別ではヘルスケア(+4.5万人)、プロフェッショナル&テクニカル・サービス(+3.1万人)、製造業(+5.4万人)、レジャー(+4.5万人)、運輸(+1.6万人)などのセクターにおける採用の増加が目を引きました。

■失業率

失業率は3.5%でした。

■平均時給

平均時給は+7¢でした。なお10月の数字は上方修正されています。

■連邦準備制度理事会の今後の動きについて

今回の雇用統計は米国経済が堅調であることを裏付ける内容でした。しかし平均時給の伸びは強すぎるということはなく、インフレ圧力は限定的です。

そのことは連邦準備制度理事会(FRB)は慌てて金利を引き上げる必要は無いことを示唆しています。

実際、前回の連邦公開市場委員会(FOMC)では「とうぶん政策金利は現行の1.75%のままで動かさない」ということがほのめかされたばかりです。

次のFOMCは12月11日ですが、市場参加者は99.3%の確率でFRBは現行の政策金利を維持すると考えています。

■投資戦略

米国経済は堅調です。FRBの金利政策は株式に支援的です。12月、1月は季節的に株式市場が強いことで知られています。それらのことを総合すると株式には強気のスタンスを維持すべきだと思います。