長期金利上昇一巡、企業業績絶好調で米国株式を巡る環境は良好

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■長期金利上昇一巡

米国の長期金利の上昇が一巡したように見えます。下は米国の10年債利回りのチャートですが3月末の高値1.74%から下落し、先週金曜日は1.58%でした。

(出典:セントルイスFRB)

特筆すべき点として先週木曜日に発表された3月の小売売上高がワクチン接種の進捗で経済再開需要が急増したことを受けて前月比+9.8%の5569億ドルと極めて強かったにも関わらず金利は上昇しなかったのが印象的でした。

(出典:セントルイスFRB)

このことは市場参加者が足下の景気の強さを既に織り込み、次に来る景気の減速に備えてポジションを調整し始めていることを示唆しています。

長期金利上昇の一巡は株式バリュエーションにとって支援的です。

■企業業績

一方、米国は2021年第1四半期決算発表シーズンに突入しています。先週までにS&P500採用銘柄の9%が決算発表を済ませていますが今のところポジティブ・サプライズが多いです。それを受けて今年と来年のS&P500一株当たり利益(EPS)はじわじわ上昇しています。

(出典:ファクトセット)

2020年から2021年にかけてのEPS成長率は+27%でありこれは過去最大の増加幅です。

■まとめ

このように今は①長期金利の上昇が一巡したうえ、②企業業績は極めて好調、という株式にとって理想的な組み合わせになっているのです。

このため目先米国の株式市場に対しては強気のスタンスを維持すべきだと思います。